ワクセル総合プロデューサー住谷知厚が語る心と身体を整えるリフレッシュ術

「忙しい毎日に“無”をつくり、“心をニュートラルに戻す”」

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住谷知厚の極意

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住谷さんへのインタビューシリーズ13回目!
前回は「教育」について伺いましたので、興味のある方は是非そちらも読んでいただければ幸いです。
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ワクセル総合プロデューサー住谷知厚の教育の理想について

ワクセル総合プロデューサーとして、多くの人と関わり、さまざまなプロジェクトを成功に導いてきた住谷知厚さん。
日々多忙を極める住谷さんが気持ちを整えるためにどのようにリフレッシュされているのかインタビューしてきましたので是非ご覧ください!

「笑う」ことで、気持ちをリセット!

松村

松村

今日は「リフレッシュ術」というテーマでお話を伺いたいと思います。住谷さん、普段どんな風に気持ちを切り替えたり、整えたりしているんですか?

住谷知厚

住谷知厚

僕は“朝に笑う”ってことを意識してるよ。ワクセルのオフィスに向かう前にちょっとでも笑っておくと、不思議と一日のスタートが前向きになるんだよね。

松村

松村

笑うって、すごくシンプルですけど効果ありますよね。

住谷知厚

住谷知厚

ほんとに。たとえば朝におもしろい動画を見たり、子供との会話でクスッと笑ったりするだけでも違う。笑いがあるだけで、脳みそのモードがポジティブになる感じがあるんだよね。

子供と過ごす時間が“裏表がない関係”を教えてくれる

松村

松村

リフレッシュといえば、家族との時間も大切にされている印象があります。

住谷知厚

住谷知厚

うん、子供と過ごす時間ってすごく癒しになるよね。何より“裏表がない”。経営者って、どうしても人と会うときに「この人は本当は何を考えてるんだろう」とか、無意識に探っちゃうところがあるんだよ。でも子供と接してると、そういうのが一切ない。

松村

松村

たしかに、子供って純粋ですもんね。

住谷知厚

住谷知厚

そう。裏表のない人間関係って、大人になると本当に貴重。子供と遊んでると、心がフラットになれる。あとは、親しい友人との何気ない呑みもね。探り合いのない関係性って、すごくリフレッシュになるんだよ。

身体を動かすことで、思考を“無”にする

松村

松村

日頃、運動もされていますよね。

住谷知厚

住谷知厚

キックボクシングを続けてるよ。これは“無になる”ための手段でもある。パンチやキックを繰り返してると、頭の中が空っぽになるというか、思考が一旦止まるんだよね。

松村

松村

経営のようにずっと考え続ける仕事だと、“無”になれる時間って大切ですよね。

住谷知厚

住谷知厚

そう。無心になる時間があるからこそ、また思考に戻れる。だからこそ、定期的に身体を動かすことはリフレッシュの柱だね。

「くだらないこと」が大人の贅沢

松村

松村

先ほど「親しい友人との時間」っておっしゃっていましたが、リフレッシュには“くだらないこと”も必要だと聞きました。

住谷知厚

住谷知厚

そう、大人になってもくだらないことができる時間って最高だよ。真面目な話だけじゃなくて、「そんなことで笑う?」みたいなことでゲラゲラ笑える関係って大事。仕事でピリッとする分、プライベートでは脱力した時間を意識してる。

松村

松村

気の置けない関係って、まさにそういうことですね。

住谷知厚

住谷知厚

そう。仕事も、そういう信頼関係でできたら最高だよね。言いたいことを言える関係性って、パフォーマンスも自然と上がると思う。

自然や“純粋なもの”に触れると、整う

松村

松村

自然に触れることも、意識されているそうですね。

住谷知厚

住谷知厚

うん。たとえば宮崎の青島はすごく好きな場所。ワクセルのプロジェクトで関わることも多いんだけど、時間が取れると青島近くのホテルでゆっくりして、携帯を置いて裸足で砂浜に出る。そうすると、地球と繋がったような感覚になるんだよね。

松村

松村

自然って、癒されますよね。

住谷知厚

住谷知厚

自然や子供みたいに“純粋なもの”に触れると、自分の感覚も澄んでくる。実は奈良に行って鹿を見たりするのも好きで、大阪で仕事に行く時はわざわざ奈良に一泊して心を整えることもあるよ。京都よりも“見せる”じゃなく“静けさ”があるからね。

リフレッシュとは、「心をニュートラルに戻すこと」

松村

松村

最後に住谷さんにとって、リフレッシュとはどういうものですか?

住谷知厚

住谷知厚

“心をニュートラルに戻す”ことかな。毎日アクセル踏んで走り続けてると、知らず知らずのうちに無理がかかってる。でも、純粋なものに触れたり、笑ったり、身体を動かしたりすることで、一度ギアをニュートラルに戻す。そこからまた前に進む準備ができるって感じ。

松村

松村

まさに、今の時期にぴったりな話でした。本日はありがとうございました!

〈取材・文=松村/撮影=松村〉