ワクセル総合プロデューサー住谷知厚が語る即実践できる情報収集術

「情報は人と人との血の通った繋がりの証明」

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住谷知厚の極意

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住谷さんへのインタビューシリーズ第16回!
前回は「人生を彩ってきた名曲たち」についてお伺いしましたので、まだご覧になっていない方はぜひこちらからどうぞ。
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ワクセル総合プロデューサー住谷知厚の人生を彩ってきた名曲たち

今回はビジネスにも日常にも欠かせない「情報収集術」について、住谷さんならではの方法をじっくりお聞きしました。

人から得る情報が一番信頼できる

松村

松村

今日は、住谷さんの「情報収集術」についてお話を伺いたいと思います。

住谷知厚

住谷知厚

おー、これは僕の得意分野だね(笑)。僕はネット検索はほとんどしないんだよ。もちろんGoogleは便利だけど、僕にとっては検索ツールというより“発信ツール”の方が近いかな。情報を得るときは、まず人から直接聞くようにしてるんだ。

松村

松村

なるほど。ネットや本よりも“人”が優先なんですね。

住谷知厚

住谷知厚

そう、顔を合わせて会話すると、その場で気になったことも深掘りできるのも良いことなんだけど、何より信頼性も高いし、相手の表情や温度感も伝わってくるからネット検索では真似できない情報の取り方ができるのが良いよね。
あとワクセルのインタビューもそうだけど、「○○のことなら××さんに聞く」っていう流れが自然にできてるから、これはコミュニティを持っている大きな利点だなって凄く体感してるよ。

街とタクシーが教えてくれるトレンド

松村

松村

コミュニティが1つの大きな情報網になってるわけですね!ちなみに他には具体的に、どうやって情報を集めたりしてます?

住谷知厚

住谷知厚

他でいうと例えばタクシーに乗ったとき、運転手さんに「最近どんな話を聞くことが多いですか?」とか「街の雰囲気、変わりました?」って聞くんだけど、結構リアルな情報が返ってきて勉強になるんだよね。

松村

松村

なるほど…タクシーって情報の宝庫ですね。

住谷知厚

住谷知厚

あと1つ面白い逸話があってね。実はケネディ大統領のお父さんって大物投資家だったらしいんだけど、その方の話を聞いてなるほどなって思ったのが『靴磨きの少年ですら株の話をしていたら、もうバブルは終わり』っていう逸話なんだけど、それと似ててね。世間に広まりきった情報って、もう鮮度が落ちてることが多いんだよね。だから、現場の一次情報は大事にしてるかな。

松村

松村

へー!その逸話は初めて聞きましたが、みんなが知ってる情報って廃れるのも早い印象はありますね。

住谷知厚

住谷知厚

あと、竹下通りを歩くと最新トレンドに触れることができるから面白いよ。
原宿はお店の入れ替わりが激しいから、今何が流行っているのかがすぐわかるんだよね。人が集まっている場所には、必ず情報の源泉があって、そこから流行りをつかめるチャンスが広がってるから、自分から流行を発信していくためのキッカケ作りには良い場所だなって思ってる。

Give & Takeの情報交換

松村

松村

人から情報を聞く時って、相手も気持ちよく話してくれる環境が大事だと考えているんですが、その点で意識していることってありますか?

住谷知厚

住谷知厚

情報をもらうからには、自分も何かを与える前提で臨むことは意識してるかな。例えば日本酒が好きなコラボレーターさんには、僕から日本酒の情報を持っていく。これは“Give & Take”の関係だよね。僕自身、そうやってもらった情報は本当に嬉しいし、だからこそ信頼関係が深まる。

松村

松村

なるほど!あと住谷さんは呑みの場も大事にされていると思いますが、そういう場も情報交換の場になるんですか?

住谷知厚

住谷知厚

めっちゃなるよー!例えばワクセルの仕事でよく宮崎の方に行くんだけど、宮崎県の方とは特にお酒を通じてコミュニケーションを取ることが多い。何よりお酒を一緒にいただくとお互いに本音で対話がしやすくなるから色んな情報を聞くことが出来るよ。これはどこでも似たようなものかもしれないけど、人の気恥ずかしさを解きほぐすために、飲みにケーションは有効だね。

雑誌・映像メディアの活用法

松村

松村

ネット検索はあまりしないとのことですが、メディアはどのように活用しているんですか?

住谷知厚

住谷知厚

雑誌もよく読んだりするよ。『Forbes』は特にお気に入りで、読むとビジネスの視点が広がるのが良いよね。昔は『Newton』や『クーリエ・ジャポン』もよく読んでたけど、世界中の知識や事例に触れられるのは大きいよ。

松村

松村

ちなみに動画はどうですか?

住谷知厚

住谷知厚

食事のお店を探すときはTikTokは活用してるかな。食べてる人の表情やリアクション、実際の店内の様子と提供される食事は文章や写真よりも動画の方が説得力があるからね。それに、『REAL VALUE』っていうYouTube番組もよく観てるね。堀江さんが出演していて、その人の事業価値を掘り下げて聞いたりしてるんだけど、質問の仕方が勉強になるし、音声だけでも十分学びがあるからおすすめだね。

「楽して情報を取るな」

松村

松村

最後に、これから情報収集を学びたい若い人たちにアドバイスはありますか?

住谷知厚

住谷知厚

“情報収集は楽するな”ってことかな。GoogleやSNSは便利だけど、手軽さに頼ると深みがなくなる。自分の足で現場に行き、人に会い、会話をして、そこから得た情報こそ価値があると思うよ。

松村

松村

確かに、直接得た情報って心に残りますもんね。

住谷知厚

住谷知厚

うん。AIやネットの情報も参考にはするけど、鵜呑みにするのは危険かな。最終的には自分の目と耳で確かめることが大事だと思ってるかな。

松村

松村

間違いないですね!今日も素敵な時間をありがとうございました!

〈取材・文=松村/撮影=松村〉