ワクセル総合プロデューサー住谷知厚が選ぶ人生に影響を与えた格言

「努力し続けていくという姿勢を忘れなければ、人生いつでもチャレンジできる」

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住谷知厚の極意

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住谷さんのインタビューシリーズ、今回は記念すべき10回目となります!
前回は、住谷さんが20代の時にやって良かったことについてたくさん語っていただきました。

(前回のインタビューに関する記事はこちら)
↓↓↓
ワクセル総合プロデューサー住谷知厚が20代の時にやって良かったこと

ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の総合プロデューサーとして活動する住谷知厚さん。

https://waccel.com/aboutus/

今回は、住谷さんの人生に影響を与えた『格言』について質問してきました。

日々、多くの経営者に会ったり、読書を通じてたくさんの格言に触れている住谷さんが、ご自身で感じている格言の良さや伝えていきたい言葉とは何なのか。どうぞご期待ください!

住谷さんが思う「格言の良さ」とはなんですか?

松村

松村

今回は「格言」をテーマに質問をさせていただくんですが、僕が10年ぐらい前に住谷さんとお会いした時、一番印象に残っているのが「手帳に格言を書き留めている」ことだったんですよ!

住谷知厚

住谷知厚

わー!懐かしいね。確かに当時は手帳によく格言をメモして持ち歩いてたな。

松村

松村

そこでシンプルに伺いたいのですが、なぜ手帳に格言をメモしていたんですか?

住谷知厚

住谷知厚

割と大学生の頃から紙に書き出すのが好きでね。自分の夢とか人生計画なんかを紙に書き出してたんだよね。そんな習慣がもともとある中で、社会人2年目ぐらいの時に、美容室のEarthの創業者である國分さんが書かれた『地道力』という本と出会ったんだ。もう夢中になって読んで、本に書かれている言葉をどんどん紙に書き出していったんだよね。

そうする中で、「良い言葉を紙に書き出す」ってすごく良いなって体感したんだよ。言葉が自分の中で腑に落ちるし、自分に響いた言葉をいつでも見返せて、いつでも「良い言葉」に触れていられるんだよね。

松村

松村

良い言葉にいつでも触れられるのって良いですね!住谷さんが仰る通り、僕も格言や力強い言葉に触れると元気になった経験があるので、よくわかります。

好きな格言その1:
「あなたが空しく生きた今日は 昨日死んでいった者が あれほど生きたいと願った明日」

松村

松村

では、具体的に住谷さんが好きな格言を聞かせて下さい。まず1つ目に何か思い浮かぶものはなんですか?

住谷知厚

住谷知厚

そうだね、昔から好きな格言で「あなたが空しく生きた今日は 昨日死んでいった者が あれほど生きたいと願った明日」かな。

松村

松村

あっ!その格言、僕も知ってます、「カシコギ」という韓国の小説の中で出てくる言葉ですよね。

住谷知厚

住谷知厚

よく知っているね!この言葉を知って自分が何気なく過ごしている日々に深く大きな価値があるんだなと体感してね。だから今日という1日を自分がどんな目的を持って過ごすのかを明確にして生きていこうと思ってるよ。

好きな格言その2:
「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」

住谷知厚

住谷知厚

次に思い浮かぶのは吉田松陰さんの格言かな。

松村

松村

おっ!幕末の偉人ですね。高杉晋作や伊藤博文、日本の近代化に大きく関わった偉人たちが吉田松蔭の思想に大きく影響を受けてますね。

住谷知厚

住谷知厚

そうそう、とても立派な人だと思うよ。僕の好きな本で「覚悟の磨き方」という吉田松蔭さんが残した格言をまとめている本があって、その中に「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」という格言があるんだけど、その言葉がすごく好きなんだよね。

松村

松村

お〜、なんか壮大な言葉ですね!

住谷知厚

住谷知厚

僕はね、この格言を聞くまで「夢を持つ」ことの大切さがいまいちピンときていなかったんだ。でも夢があるからこそ成功するために必要なアクションが連動していくことがイメージできて、夢を描くことの大切さを学ばさせてもらったな。

松村

松村

僕も夢をちゃんと描いて努力していきます

好きな格言その3:
「四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ」

松村

松村

他にはあったりします??

住谷知厚

住谷知厚

あとは渋沢栄一さんの格言も好きかな。

松村

松村

近代日本経済の父と呼ばれている方ですね、どんな格言があるんですか?

住谷知厚

住谷知厚

渋沢さんの格言で「四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ」という格言を知った時は衝撃だったね。僕の感覚だと40歳って中堅どころだと思っていたら、渋沢さんから見ると100歳まで現役でバリバリやっていこう!って姿勢に、自分も世の中の経営者の方々すると若僧なんだからガンガン仕事していかないといけないなって思ったよ。

松村

松村

渋沢さんからしてみたら40代、50代は洟垂れ小僧ですからね、僕も見習っていきます!

普段の日常生活の中で格言をどのように取り入れていますか?

松村

松村

ちなみに格言を住谷さんはどのように日常生活に取り入れてましたか?

住谷知厚

住谷知厚

昔は格言を全部書き留めていたね、その書き留めた格言を毎日見て、今日響いた格言に丸をつけるってことをやってたね。

松村

松村

その日の自分に響く格言を見つけるって良いですね。

住谷知厚

住谷知厚

僕も人間だから気分の浮き沈みって絶対にあるんだよね。体調の変化に応じて食事内容を変えるみたいに目にする言葉も自分のコンディションに応じて変えていくのは大事だと思って実践してきたのは良かったね。

松村

松村

自分を鼓舞する言葉、自分を慰める言葉をセレクトするのは大事ですね。

住谷さんのご経験から来る格言はありますか?

松村

松村

最後の質問になりますが、今までは色んな人の格言を聞いてきましたが、最後は住谷さんがご自身の経験から伝えたい格言があれば教えていただきたいです。

住谷知厚

住谷知厚

え!僕の格言〜!?、そんな大層なものはないけどな笑

松村

松村

普段自分に言い聞かせてる言葉でも良いので是非お願いします!

住谷知厚

住谷知厚

そうだな〜。まあ、強いて言うなら「人生はいつでも、どこからでもチャレンジできる」って言葉かな。

生きていると色んな壁にぶつかる時もあると思うんだよね、その時に「才能がないからな」や「自分には向いてなかった」って思うかもしれないけど、才能や能力は関係なく「努力し続けていく」という姿勢を忘れなければ、人生いつでもチャレンジできると思ってるんだよね。

誰もがなれる天才がいるとすれば、それは「努力の天才」なんじゃないかなと思ってる。

松村

松村

「人生はいつでも、どこからでもチャレンジできる」、とても素敵な言葉ですね!住谷さんがおっしゃるように努力の天才であれば今、この瞬間からチャレンジして新しい成功を掴めそうです。

住谷知厚

住谷知厚

そうだね。僕はそういうチャレンジしたい人を応援するためにもワクセルで全力でチャレンジ中かな。

松村

松村

ありがとうございます!この記事が読まれた方にとって、格言の良さと、新しくチャレンジしていくことの背中押しになったら幸いです。

〈取材・文=松村/撮影=松村〉